7月 11

この間キャブレター周りの整備の模様をアップしたホーネットの苦闘の記録です。

既に納車はしてて今日もこれから走りに行くなんてお店に顔出してくれました、好調に走ってるのを見ると嬉しくなりますね。

では苦闘の歴史を振り返ってみましょう。

フロントマスターシリンダーの画像です。

中にはサビ水しか入ってませんでした、ピストンも外すのに四苦八苦、ホースもやられてましたね何とかしましたけど。

フロントフォークです

オイルシールを止めるリングは錆びて腐り果てていました。
片方のフォークにいたってはインナー交換するからもういいや!ってなもんでインナーチューブを切り落として無理やりばらしてます。

こういう苦労を日常的にしてるとちっとやそっとじゃ諦めない不屈のバイク屋が出来上がるんですね・・・儲からないわけだ。

7月 11

あのゲロンチョなキャブレターは綺麗に生まれ変わりました。

そしてエンジンも無事にかかりました異音なく絶好調!!

フロントフォークは今車体ついてるのよりは状態のよさそうなのを手配できたし純正部品も問題なく出るし。

後少しで終わるかな。

7月 02

今回の画像は再生依頼で入庫したJAZZ」のキャブです、空キックしたらきっちりプラグに火は飛んでるし走行は少ないし絶対再生したほうが良いですよってんで作業開始!!

キャブを外して










御開帳!

キャーキャー!!!キテるわぁ~。

久しぶりにやり甲斐がある強敵と書いてトモと呼ぶ奴に出会ったわ。

3日4日かけてしっかりとOHして上げましょうね。

7月 02

走行1900kmのスカイウェイブ、お客様のご依頼で競りに行ったら良いのが買えちゃいました。

まぁ整備というより点検みたいな感じで納整してて「まず問題はないだろうけど念の為に」と駆動系を開けましたら・・・・。

画像のような感じで6個中5個がストッパー逆に向いてました。・・・・???なんで?

走行距離は間違いないのはばらしてて確信できる、ってことはまず今まで一度も駆動系は開けられていないはず・・・じゃあ工場で組んだ時からこうだったの??

同じ車種にお乗りの方でいままで開けてない人は確認したほうがいいかもですよ。

そうだ!この間社外の駆動系をノーマルに戻したお客様がすごい変わった!劇的に出足が違うっておっしゃってくださいました。

いろいろ調べましたらNTBのローラー40gしか設定がないのですがスカイウェイブは詳しくは調べてないのですがノーマルで32gか34gくらいでした。

じゃぁ出足が劇的に違うわけです、販売店め安くちょろく適当に整備しやがったな!

7月 02

今回のクランケは「お父さんが以前乗っててかぶらせて止まったきり乗ってないホーネットを中免とった僕が乗りたい」というものです。

7年以上軽く動いてないのでどうなるかと思いましたがタンク内は錆びないし何とかなりそう。

まずはキャブだけOHしてエンジン始動を確認してから足りない部品を手配することに。

キャブレター部分のアップですエンジンとキャブをつなぐマニホールドはプラスチックと化してます、超硬いです。

ヒートガンで炙って何とか抜けました。

キャブをOHって言ったらここまでばらします、手を抜いてエンジンかけたらキャブ同士の連結からガソリン漏れなんて泣けてくるからね。

で、綺麗に洗浄して組み立てて行きます。

そうそう、ホーネットのキャブはエアクリーナーボックスごと横に抜いて取りますよ。その際ボックス右側にあるホースのクランプは必ず外しましょう。

だから車体に戻す前はこんなかんじです。

更に!ホーネットにかぎらずCB400SFでもそうですがキャブレター近くに入るクーラントの配管、ここのOリングから結構水漏れが起きます。キャブ外したついでにこれも先回りで交換します後で泣きを見ないように必要な部分は必ずやりましょう。

で既にエンジンは掛かってますエアスクリューの調整は初期型は2と2分の1戻しですがかぶらせたってのと2型以降は1と2分の1戻しなんでそれに習ってみました。さてどうなりますかエンジンかけてみた感じでは良さそうですが。

さぁ!あとは前後タイヤに、チェーン、バッテリー、タンク内もガソリン抜いてチェックするし前後キャリパーもやるし作業が目白押しです!頑張らねば!

6月 25

ってことで先日来リアサス変えたり色々やってるSRXにルーカステールを装着してみました。

ホントはねリアサスやった時に着けてたんだけど時間なくて適当にフェンダーカットしてエーモンステーを適当に曲げて着けただけだったんで手直しです。

前回作業時よりしばらくどう手直ししたものかと悩んでたのですがだいたいイメージは出来たので製作開始!!

ジー!!バチバチ!(溶接してる)ギュイ~ン(削ったり切ったりしてる)

現物合わせで寸法採ったり構造悩んだりしながら5時間かかって出来ました!

お客様に見ていただいたら「おぉ、いいんじゃないですか95点ですね。」と言っていただいたのですが・・・・。

佐久間的にはもう少しだけ前に出してチョビっと上に移動したいです・・・ただ今のHONKYTONKの設備であるポータブル溶接機とおいらの技術、センスではこのへんが限界ですかね。

精進せねば。

6月 17

いまや状態の良い車両は非常に珍しいSRX600です、このリアサス交換の作業中にたまたまご来店されたお客様も驚く程度のよさ。

常連様の車両なのですが見つけるのはえらく苦労しましたよ。

で、フォークOHしたらリアサスも・・・って事で検討した結果「オーリンズは無理!高くて手が出ない。」

「じゃあ最近有名になってきたYSSはどう?」「それだ!」ってことでYSS製のリアサスに交換!

日本に入ってきたころのYSSはヤマハの原付の抜けやすいリアサスのパチモンOEM作ってたメーカーだったんですが。

ここ数年で前出のメーカー等からエンジニアを引っこ抜いて技術力を一気に高めてなかなか侮れないところまで上がってきた感じがあります。

ウチとも取引のあるPMCなんかがZ系以外もかなりのラインナップで扱ってますバリエーションも豊富です。

モトメンテなんかのエンスー向けの雑誌でも取り上げられたりとご存知の方も多いのでは?

まずはシートを外して

タンクとバッテリーボックスを外します。

こうすればノーマルのサスは外れます、リンクが無いのでラクチンポンですジャッキをかけとくのを忘れずにね。

ノーマルと並べてみました、質感は非常に高く見てるだけでなんだかその気にさせてくれます(?)、全長はノーマルより少し長いです。

おかげで装着時はリアタイヤ外しました。

車体に装着してみました、モノショックだから外装戻すと目立たないですねぇ。

気になるインプレは・・・・まだ攻めてないので判りませ~ん。

6月 12

はい、って事でねGマジェスティにお乗りのお客様が「メーターにVベルトって表示されたので交換してください」とご来店されました。

おおう!表示が出てますなぁ。ぢゃ!交換しましょ。

そうそうココをばらすのよ。

まずはカバー外して。

ばらしました!

構成部品を綺麗に並べてみました、新品の部品も写ってますね~。

ベルトを交換するならセットでスライドピースとウェイトローラーも交換です。

ヤマハのローラーは優秀ですねアタリもついてませんベルトは0.5mmくらい減ってましたね。

で、メーターのVベルト表示を消すためにバッテリーの近くにあるジャンパ線のあるカプラーを外して、キーON!

これにて終了でございま~す。

6月 03

て事でこのあいだHID着けたスカブちゃんのメーター内照明が半分点いてないんで思い切って電球全部交換しよう!ってことで作業開始!

切れてる玉だけ換えて他がまたすぐ切れるんじゃたまらないからね、自分でやれないなら工賃かかるんだから全交換です。

ばらしました!

でメーターの裏蓋(白い樹脂製)のタッピングビス外してメーターレンズの爪を外して、中身の基盤を出す。

で、電球はこんな感じのソケットに入ってます。

交換された電球たち、黒ずんでるのは切れてます。

次回はSSの部品を取り寄せてSS顔にする作業かな?

6月 01

はい、今回のコラムはCJ43AのスカブのHID取り付けの模様です。

メーター周りばらします、結構めんどいです。

前から見てみるとこう、慣れると難しくは無いが素人さんはマニュアル必須。

配線つないで空焚きしてみます、うぉおおお眩しい!!眩しいぞ!!

バラストはココで良いかと思いましたが・・・・・

小物入れに見事に干渉・・・悩んだ挙句

こうなりました。

で、無事に完成です。