と言っても最後の方は疲れてて画像を撮る気力もなかったので数枚しかありませんが。
まずはスリーブ径70mmのキットを組む際にネックとなるオリフィス周り・・・他のショップさんのブログなどを見たんですが・・・・なんかぴんと来ないヘボバイク屋は防衛庁の溶接仕事をやってるお客様に頼んで細工してもらいました。
同じ仕事がまた来てもいいように治具まで作っていただきました。
でコレを単目のヤスリとオイルストーンでカッターナイフの刃を当てても分からないくらいに丁寧に面だしして、スリーブひっかから無いようにリューターあてて・・・こんな感じ。
無事にシリンダーとピストン入りました。
壁を越えたのでどんどんと形になるエンジン。
・・・・・だが!またしても落とし穴が!!
ヘッドに刺さるセンサーの取り付け穴の直径が違う!!
なんてこった!!一時は作業中断も頭をよぎりましたが・・・・・機転を利かせたら簡単に対処できました。
どうやって?
それはヘボバイク屋とお客様だけが知っていればいいのよ。
画像はありませんが出来上がったシグナスはセッティングが出ていないのにも関わらず物凄いレスポンスと暴力的な加速を手に入れました。
ということでただいまお預かりして奮闘中のシグナスXの作業の一部をパチリと撮って公開いたします。
マフラーのセンサーボスの加工
ドリルで下穴あけてリューターで整えて
重ねるとこんな感じで
防衛庁御用達でイージス艦のCICのモニター支える枠を溶接するような仕事してるお客様がパチっと溶接してくれました。
同じお客様にただいま絶賛頭を痛めてるクランクケースに一か八かの細工をお願いしております。それでうまくいかない場合は新品のケースは手元に届いているのでアルミパテでオリフィス周りを整形するしかないか?と考えています。
今回のお仕事は経験値たまりますよ~うっしっし。
つ~かケースのメーカー在庫が僅少って。結構な数の人が俺と同じ壁に当たってケースを注文してるってことなのかな?オリフィスも在庫が相当少ないみたいだし・・・・。
あと、追伸です
アウターローター等無事に届きましたのでこの場を借りてお知らせいたします。
ってことでなんだかとっても大きなハーレーのメーターの交換とオーディオのバージョンアップをしました。
この作業に駆けつけたお客様のバイクとご友人のバイク合計3台で時価総額¥1.000万円超えます・・・・何なんですかねうちの店は。
戦場となる店の外観です、重戦車クラスが入庫しております。
いよいよ開戦の火蓋が切って落とされます。
カウルを外してオーディオ等々が白日にもとに!!
バージョンアップするスピーカーの比較はこんな感じですよ。
磁石はノーマルより大きいしコーンの中心はオレンジ色でなんだか高級感が漂ってますね。
あ・そうそうメーターはノーマルのアナログからこういう感じに進化しました、ブルーの液晶がかっちょ良いですねぇ。
取り付けの工賃は5万円よりです資料等が不足してたりしたら二桁万円も覚悟して下さい、場合によっちゃ断りますもしくは今回の作業をしたお客様経由の紹介じゃなきゃ受け付けられませんな。・・なんつうか本来ウチみたいなちんけな店でやる作業じゃないしね。
せ、せっかくハーレーのウルトラのメーターを全てデジタルにバージョンアップしてオーディオもバージョンアップしてアンプやツィーターや更にスピーカーも8個に増設して一日かけて作業したのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デジカメのデータ操作ミスで全部アボンした・・・・ションモリ・・・orz。
おかげで残業も中途半端に・・・・あ・でもでも・お店のPCは完全復旧しました本当に当店は人に恵まれてます、YNSさん有難うですよ。
明日はチャリでコーナン行って足りない備品を購入してから開けます、自分のハーレーいじったり車検のゼファー入庫したりヤフオクに出品したりいろいろやってます。
PS・
走行870kmのエンジンに換装して電装KSR-1エンジンやキャブ周りKSR-2という一番美味しい車体が出来てます、明日販売開始予定ですが欲しい方は事前にお問い合わせください。15万円です
ウオタニ(魚谷)ね、ダイナに代わる選択肢としてメジャーになったウオタニを取り付けてみましたよ。
クランケはこの人、アルファホーンがなんだかなぁって・・・・ソコ!黙れ!!
ぶち込まれるのはコレ
つうか患者さん血圧(圧縮ね)9㌔しかないんだからギョギョギョ入れても完治には程遠いんだけどね・・・不整脈なうえに喘息もちだったからサ。(#1がたまにしかスパークしない、白煙もくもくで上がるか下がるかしてる)低血圧だけどかろうじてE/G掛からなくは無い圧だからまずは不整脈から診てみましょうか?ってな感じで血圧と喘息は後回し・・・・なんだかなぁ・・・まぁいい物には順序がある。
作業開始して・・・はぁ~ん。商品名名指しッすかほうほう。
ってやってる間にご予約のあったスポスタのオイル交換なんかして
買ったのはスーパーXのゴールドね作業時間を短くする為にね、こっちの方が乾燥時間短いから、ただのスーパーXじゃあ作業に確実性を求めると一晩置いておかなくちゃダメだから。
プラグコードの挿入は慎重にねミリ単位で説明書どおりにやったほうがいいですよ、構造見たら絶対そう思った自分でやりたい人は大事にやってね。
まぁ挿入後にスーパーXG”を塗布したあとはテキトーな感じでバイク屋御用達のハンココレクションに挟んで乾かしてたけどね、大事にやるところのキモは押さえないとね。
逆に言やぁキモさえ押さえときゃなんとかなるよ。
で、乾かしながら外したイグニッションコイル見てみたら・・・・・・・アボン!!!!!
これで問題なく動いてたらバイクじゃなくて生き物だな、もう根性入りまくりなかんじで「押忍!!空手部」みたいな。
ETCだなんだとついてるからスペースは無いし配線剥いて中見ると本来は金色の配線が当時物の経年劣化で真っ黒、手直ししながらマウント用のプレートを2mm厚のアルミ板からハンドメイドで切り出して。
ユニットをマウント・・・・ただ配線が当時ものなんで予後の保証はいたしかねる。
さらにIGコイルのマウントはクラックでポロリと割れ落ちたので溶接補修したよ。
そんなこんなでエンジンは始動性良好でいい感じにかかります・・・・・・・・・・が!
うぉぉぉぉぉ白煙が凄い上に排ガスが異様に目に染みるぞぉぉぉぉぉ!!うっぎゃぁぁぁぁぁぁ!!やっぱだめだこのエンジン!なんとかせにゃあ!
あ、あと調子の悪いZとかCBにFCRだとかCRだとかダイナだとかウオタニだとか入れて「始動性が悪い」とか「トルクの谷が」とか賢しらに騙るもとい語る人がいますが。
エンジン完全にリビルドしてます?ハーネスは当然としてエンジンの発電用コイルも当たり前ですが発電用の磁石も当然新品かリプレイス品でしょうね?
ポンコツにキャブだダイナだ入れて調子よくないからダメだって素人が多すぎですからね、着けただけで調子が良くなる魔法の部品なんて絶対無いですよ、どうもねその辺勘違いして無駄な金使っていつまでたっても調子よくならないお馬鹿が多いんで釘さしておきますよ。
キャブにしてもダイナにしても本当に不憫な部品だよね。
旧車に乗るなら根性一発最初にドカンと金かけてやってごらん絶対その方が安く付くから・・・・金が無い?なら乗るのやめるか佐久間みたいにバイク屋になりな。
【blog】 最近のコメント