9月 09
ということで今回の三輪車はキャノピー、X、UPの三兄弟で一番面倒なUPです。
だいぶ前にHPに載せましたがえらい苦労してクランクシャフトまで新品にして組みなおしたのに
ま~た壊しました。
クランクシャフトの芯が目で見て分かるくらいぶれています。
たまさかご来店いただいていた佐久間の先生はシャフトのブレを見て曰く
「まともに使ってたら絶対ならない、キックギアの方見せてみ?」
「当たった痕あるねぇ・・・・間違いなくなんかやらかしてると思うよ」
・・・・・やっぱし?ですよねぇ。
前回は手順が分かってなかったのですが今回は開眼したので早く下ろせました、でもまぁ2時間かかってますが。
組みなおしの画像は・・・・撮り忘れました。まぁ前回と同じです。
今回は修正済みのクランク持ってたのでそれと過酷に使い倒されてトルクカムの溝がガッタガタだったのでKNのリプレイス品のクラッチアッセンに交換。
クランクベアリングとシールも交換して、ばらしたらピストンに抱きつきかかった痕跡があって気に入らないのでピストンも交換。
推定体重130kgで更に荷物積んで回しまくってるな?おにょれ!
組みなおしたエンジンはこんな状態に車輪つけてからフレームと接合します
ばらすときは楽ですが一人で組み付けはやっぱりえらい苦労でした使い勝手のいい専用のジャッキか治具みたいなのがあれば(どっかのバイク屋のHPには治具が載ってたなぁ)もっと手早く出来たんだろうがめったにやらないバイクのために用意は出来ない・・・。
汗だくで腰痛どころか腰が痛くなると連動してひざまで痛くなりながら積んで。
エンジン始動、ガサガサゴソゴソ雑音のしないエンジンになりました。
う・嬉しい。苦労した甲斐がありました(泣)
9月 09
ぬけぬけと言ったのか?
まとめて面倒を見ているすし屋の配達号です。学生のバイトが自分のバイクじゃないもんだから非常に荒い使い方をして信じられないような壊し方をしょっちゅうします。
今回は「ベルト切れたみたいで、急に動かなくなって」
・・・・その車両のベルトは少し前に替えたはず、さもウチのせいみたいな言い方・・・・。
で引き上げてみましたらば
・・・・・・・・下ろすしかないね積み替えだ。
下ろして
どうなってるかごらんに入れましょう
エンジンカチ割れとります。
ドライブシャフト
ひん曲がっとります。
ベルト・・・・・切れてません。
画像には無いですがスクリーンも割れています。
ホイールのふちも盛大にめくれ上がってます。
馬鹿な運転して縁石か何かに思いっきりヒットして反対側に転倒してますね。
どうしてこういうウソつくのかな?怒られるの怖かったのかな?ウソばれて余計怒られるよね。
高校生にもなって分からないのかな?小学生からやり直せば良いのに免許取り上げちゃえば良いのに。
なんかこういう姑息な子は人引っ掛けても嘘つきそうで怖いよ。
積み替えて駆動系リフレッシュしてスクリーン交換して直しましたが。
一人で積み替えるのはえらい苦労というか大柄な車体が安定しないで倒れてきそうで怖かったです。
8月 15
??何のこっちゃ?って思うでしょう?チョッと前に夜なのに凄い雷雨の日があったじゃないですか。
その晩にねごみ捨てして帰ろうと商店街を歩いていたら足元を何かが動いてるんですよ。
「ガマガエルでも出てきたかな?」って足元を目を凝らして見てみたら・・・・・・・
出ました「尾長鳥の雛」です。
だいぶ大きいので巣から離れて親鳥から餌を貰いつつ飛び方を覚える段階の「巣立ち雛」ってやつです。
えらいもん見つけちゃったなぁ・・・・と思いつつ抱きかかえてお店に保護、雛鳥は親鳥と違い羽の油が充分でないのでびしょぬれです。
ひきつけ起こしたみたいに痙攣してます。
凍えて死ぬのはあまりに可哀想、せめて暖かくして安らかに眠ってもらおうと店のドライヤーを遠くから当ててフワフワに成るまで乾かしてあげました。
頭がまだちょっとぬれてますけどね。
この状態でタオルでくるみ上からもタオルっつかウェスをかぶせてしばらく観察してると?????
ひきつけは止まって身じろぎしながら・・・・・熟睡してませんか?
試しに黄色いくちばしに耳を近づけてみますと「すぴー、すぴー。」
間違いなく寝てます。
助かるかもしれないな、明日の朝店開けて
死んでたら・・・・埋葬してあげる
死にかけてたら・・・・看取ってあげる
元気なら・・・・巣の有る木は大体解るのでソコにおいてくる
と心に決めて閉店、元気になっても鳥目だし暗い店内では動かないだろうとね。
で、翌日
・
・
・
・
・
・
・
・
なんと!元気でした!タオル敷き詰めた箱のフチにピシッと止まって立ってました。野生ってすげぇ!
あわてて放鳥したので画像はありませんが抱きかかえたら尾長独特の汚い声で鳴くこと鳴くこと。
間違いなくキミは尾長の子だ!
近くの銀杏の木に放してあげたらえっちらおっちら登っていきましたその後しばらくギャーギャー言ってたので親鳥と無事に合流できた模様です。
めでたしめでたし。
8月 15
ということでねHP上でその存在を匂わせたり一部の常連さんたちの間で騒がれていたホンキートンクの秘密兵器の情報を一部公開します。
おぉ!?何ですかねぇこの箱は入手もとの佐久間の先生のお店のトラックに積まれていますよ。更に近付いてみましょう。
!???本気ですか佐久間さん?
ベールが一部はがれました。
鉄枠にはステムナットと共締めだったりスイングアームピボットの穴を利用してステーを固定してバイクを動かないようにしてるんですね。
こっから先は・・・・・秘密。
じゃあ可哀想だから。
画質は悪いけどハイ!
もう少し艤装を進めたらお店に持ってきますよ、お楽しみに。
8月 14
ということで久しぶりのネタはGSX-R1000K1のリアサスリンク周りのメンテの際にどうしても抜けなかったボルトのお話。
サイドスタンドのステーを外さないとシャフトが一本抜けないのです、向かって左はあぶったら簡単に抜けましたがやるだけやって完全にナメてる右のほうはバーナーであぶろうがコンコン叩こうがびくともしません。
先生に泣き付いて色々アドバイスを頂き「キャップボルトはじわじわやっても駄目だから一か八かインパクトでガツンとやったらんかい!」ということでやって⇒失敗⇒画像の状態「それで駄目ならナット溶接して回してみ。」
「ナットではなくボルトだ!」とお叱りを受けました、でかいほうが良いだろうと勝手に勘違いしてナットを溶接して余計苦労した感がありますなぁ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・反省。
うちのポータブルの溶接機はアークさせるのも一苦労、入り組んだところにあるので全周溶接は無理
溶接⇒回す⇒もげる⇒溶接⇒回す⇒もげる⇒ナット換える⇒溶接⇒回す⇒もげる以下エンドレス
6時間の苦闘の末に外れました。
この後はベアリングとカラー交換して終了!疲れました。
カラーがかなりひどく錆びてますね、これだとベアリングの状態も推して知るべし。
安全に楽しく乗っていただけると思います、次回はチェーン交換の際にスイングアーム引っこ抜いてそっちもやりましょう。
7月 29
タイヤがやばくってと交換のために持ち込まれたフォルツァのタイヤです。
やば過ぎですね、もっと早く持ってきていただきたかった。
そんなタイヤはコレ。
そういえばずいぶん前にトレッド面が剥離する不具合で回収騒ぎになってたっけ。
コレも気がつかずにいたその口のタイヤかなぁ。
何にせよ自分のオートバイだけではなく装着した部品についてもアンテナ「バリ3」で居たいものです。
7月 29
という訳で「かみさんのジャイロがエンコしたから引き上げて。それと明日も使うから今日中に直る?」
と言う無茶ぶりされて引きあげたジャイロアップの駆動系です。
ベルトがえらいことになっておりますね。そして!最後の画像に注目。青い印刷がありますね。
これ、純正のベルトには無い印刷です。
やっすくてショボイ社外品のベルト入れて整備したんですね。ホンキートンクは基本的に純正のベルト以外は使いません。カスタムでもお客様の強い要望が無い限り使用しません。使用したとしてもデイトナ等の有名メーカー品を使い定期的な交換を強要します(ココ大事!)。
安いベルトが出始めたときに自分のバイクで実験しました・・・・・・2.000km前後で切れます。どれ使ってもね。
この車両はウェイトローラーもショボイ部品使ってました、しかも購入金額聞いたら超超ボリボリです。
オ○○●テ○プ○光いい仕事してますねぇ、恥知らずな。
うちは高校の恩師の言葉を胸に刻み「愚直」にやってます。
7月 20
着けてみました、暑いしね。
ばらして。
ジェネレータローターの下のパネルを交換しました!
こんな感じでつきます、目立たないのはいいのですが効率は悪いかな。ハイチューンには耐えないかも。
後はヨシムラのデジテンつけておしまい!
7月 18
ってことで滑って調子の悪いクラッチのOHです。
部品はBRCの19点セットを買いました。
??自分でカワサキに頼んだほうが安いんじゃないの?そう思うでしょ?でも計算したらうちの仕入れ値より安く売ってるんですよね。
でクラッチカバーをばらします
ばらして中を見てみましょう・・・・錆びてるように見えますね、オイル溜まりのディンプルは旧車なので無いみたい。
取り寄せた部品は・・・・・ディンプルあります。ゼファーなんかも基本一緒だしこれが正常進化と言うやつなのかしら。
オイル塗りながら丁寧に組んで規定トルクで締め付けてオイル入れて元に戻して試乗して・・・・おしまい!
7月 18
暑くなってくると頻繁に死亡すると巷でうわさのシグナスXの燃料ポンプ。
当店の客様の中で初めて燃料ポンプが死んでしまったお客様が出てしまいました。
ボアアップもしてるので信頼性の低い純正の価格のはるアッセンではなく定番のカメファクの強化燃料ポンプに交換することにして・・・・問屋に問いあわせ。
納期・・・・・8月下旬!
ヤフオク見たらヒィィィィィ!!新品が定価以上に競りあがってる!どうしよう?と2.3日考えてたら定価で即決で送料無料なんて神のような条件で新品が出品されているのを偶然発見「ポチっとな」
では交換作業に入りましょう。
外装ほぼ全バラシ、アンダーガードも取っ払いタンクを前にずらして
残量計センサーと一体化したアッセンから燃料ポンプを外し(コツがあります無理は禁物)交換して
元に戻してダイアグツールで履歴を消して(この時点で先生に聞くまでダイアグツールの正確な使い方を理解してなかったのは公然の秘密よ)、終了です!
安心して乗っていただけると思います
【blog】 最近のコメント