究極お父さん・・・・そう、それは東京にあるお店。良くわからない人は「王様の直訳ロック」ばりにとんちを利かせて考えてね。
で、当店のお客様が外装一式を買ったわけです、お父さんで。
でもって、かっこよくなった愛車をお店にメンテに持ってきたわけです・・・・・・臭い!「屁ぇこきましたね?じゃなくて!タンクからガソリン漏れてます!」
高いお金を出して買ってるんだからクレーム言った方が良いですよ。ってアドバイスして、しばらくして。
「直してもらいました!」とご来店・・・・・・・・・????
耐ガソリン性の液体パッキン塗っただけ・・・・これは直したとは・・・・言いません!
結局その後も漏れる⇒液体パッキンの繰り返し・・・・ハナからまじめに対応する気がねぇな。
とうとう「何とかしてください!」と泣きつかれて。
お預かりしてタンクの中を覗くと・・・・既にウチでも良く使っていた「POR-15 フューエルタンクシーラー」でコーティング済み・・コート材ケチってるから端まで届いてないんだよね。
XJのタンクは底面ではなく横面にセンサーつくからセンサー外せばどこまで行き渡ったかは良く見えます。
そしてお父さんはガスケット使いまわしです耐ガソリン性の青い某液体ガスケット塗りたくってました・・・orz
穴あき覚悟で徹底的に錆を落としてから補修の線はコレでなくなりました。
仕方が無いので嫌で嫌でしょうがないけど上から更に「POR-15 フューエルタンクシーラー」流し込んでピンホールをムリクリ塞ぐことに・・・。
でコレがタンクシーラーです前はストレートで買ってたんだけど劇物指定で輸出が面倒になったらしくストレートでは納期未定・・・・結局キタコから購入。
給油口を養生して
流し込んで、ぐりぐりタンクを回して廃タイヤの上において。今度は少しずつ時間差で角度をこまめに変えて全体に満遍なく行き渡らせて。
更に4日ほどかけてこれでもか!と乾燥させます。
完成したタンクはまるでSSやKHのタンクのように見た目からは信じられないほど・・・・重い!
多分雨ざらしにして朽ち果てるとタンクの形にコート材だけ残りますね。
まぁ、漏れは一応止まりましたが・・・・・フラストレーションの残る仕事でした。
しかも!このお客様はお父さんでフロントブレーキをステンメッシュに換えたんですが・・・・・微妙に長さ足りずにパンパンに張ってました。
曰く「問題ない」と言われたとか・・・・「問題・・・あるでしょ~」と言っておいたのだが結局そのまま。
タンクの問題とほぼ同時にメッシュホース死亡、ブレーキスカスカ全く利かず・・・・。
これはお父さんも問題だが「ダメですよいずれ利かなくなりますよ。」と言っておいたにもかかわらずクレームいえる常識的な期間を超えて放って置いたお客様にも問題あり。
タンクの補修?と同時にプロトのスェッジラインに交換と相成りました。
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