てことで今日の画像は昔のふっるーいダックス72ccのエンジン整備の模様です。
ますはエンジン下ろします。
手が汚れすぎてばらす工程は撮ってないのでアシカラズ
一応実働でしたがピストンが首振ってカムチェーンが遊んでるのでガチャガチャと「お前はクツワムシか!」ってくらい盛大な音がしていました。
シリンダーはクロスハッチのクの字も残ってないどころか画像の輝きの境目で敏感な人だと指先で段差がうっすら感じられるくらい磨耗してる・・・・。
オーバーサイズのピストンは出ないので新品シリンダーに新品ピストンと新品リング組み込み決定。
さよならするシリンダー内壁
ツルツルです。
オイルポンプを駆動するスプロケットを新品と比較してみる・・・・限りなくマルに近いですね。
カムチェーンにスプロケットやテンショナースプリング、シール類ガスケット類全部、シリンダーやらピストンやら小さいエンジンを整備するだけのパーツで箱一杯分。
新品シリンダーとかまだ出るんです。
バルブを新品にしてシートカット刷り合わせしたヘッド、驚異的なことにカムチェーン周りやシリンダーの状態をみてバルブガイドもダメかと思ったら全くガタが無く問題なかった。
カブ系のエンジンすげぇ!
ってことでひたすら洗浄してガスケットはがしてオイルストーン当てて、組むより下準備のほうが大変。
クラッチ回りも全部手を入れて車体に戻してキャブの微調整して完成!
した写真はないけどね、タンクの錆び取りやらプラグコード交換やら大変でした、出来れば配線周りも全部新品にしたいんだけど今回は見送り・・・・・残念。
ただ完成後に試乗したらもっと劇的に馬力が出て変わるかと思ったけど下は大分良いんだけど上はそんな変わらないな・・・・・。
ノーマルマフラーがダメっぽい感じがするが、それ以上にカブ系エンジンのすごさを改めて認識することになりましたとさ。
2010 年 7 月 7 日 00:59
カブのエンジンは、本田総一郎が森の中でみつけた
オーパーツなんだ!って会社の人が言ってました。
あながち間違ってない気がするぐらい出来がいいですよね。
2010 年 7 月 7 日 10:45
あっ!それ、すごく良い表現ですね。
本当にあながち間違ってない気がしますよ、あんなオイルポンプもまともに回ってない状態でイ盛大に異音してても普通に動きますからね。
今回の仕事はいい勉強になりましたよ。