今日はXJ400のイグニッションコイル交換とアーシングを装着してみました。
以前から当店でお世話させていただいていた車両なのですがここ最近カブってエンジン始動困難になるようになって来まして、症状を改善する為に順繰りにチェック、エアクリーナーエレメントは問題無し次にプラグのスパークチェックして火花が小さくて赤い感じがする。
色々と考えて相談の結果。
まずはイグニッションコイル交換して配線も劣化してるのでアーシングも追加してみようとなった次第、正直オイルが上がるか下がるかしてるのでエンジン腰上のOHは最低限して万全な状態にしてからあれやこれやするべき所なんですが・・・・・。
お客様には「小手先のごまかしになってしまうかも」とお伝えした上でレッツチャレンジ!
長さを測ってカットして金具をカシメます
少しでも効率がよくなるようにするのとカシメを強固にするためにハンダを板金ハンダクラスの強力なこてでカシメ部分に染み込ませます。
安物のアーシングキットはカシメてあるだけのが多いです。
バッテリーマイナス端子からイグニッションコイルへ右のコイルにはメインハーネスからアースが来てますが左のコイルにはアース来ていないのでアーシングケーブルで左右のコイルを連結して、もう一本はバッテリーからセルモーターへこの際に導通がよくなるようにセルモーターのペイントははがしておきます。
で、イグニッションコイルを交換しないでアーシングのみの状態でスパークチェックしてみると・・・・赤みがかった火花が青っぽくなったかな????
セルモーターの回りは少し良くなったっぽい。
次にイグニッションコイル
新旧の比較です新型のほうが小型化されてますね、記憶が確かなら今回の発注でヤマハの残り在庫は1.4用2.3用ともに残り一個です。一個1万円弱ですよ。
コイル交換してプラグキャップつけてスパークチェック・・・・・青っぽい火花が少し太くなったはず?
まぁ、あとは燃焼室内できちんと飛んでくれればいいのですプラグは痛んだり不良品だったりするとエンジンに接触させて火花を見ると結構きちんと飛んでるくせに燃焼室内で圧力がかかると飛ばないのかかからないなんて事もあるんでね。
兎にも角にもこれにて終了、始動性は少しよくなった感じクランキングの時間が減りました。
後は走りながら様子を見てもらうことにします、近いうちにプラグのやけ具合を見せてもらわなくちゃね。
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