1月 09
ってぇことでこの前コラムに書いたリード90の部品が届いたので今日は店内で息が白くなりながら組み上げてみました。
まずは付いてたシリンダーと純正シリンダーを見比べてみましょう、最初は吸気ポート。
やっぱりホンダ純正のほうがポートの形が整ってて綺麗です、右ですよホンダ純正は。
次に排気ポート。
ね?全然大きさが違うでしょ、ダメなほうは直径28mm純正は23mmで5mmも違います、あくまで推測ですが2サイクルは新気の吸入と排気の排出を並行して行っていますので無駄に排気ポートが大きいと排気に引っ張られて新気もかなり排出してしまうのでしょう。膨張室がきちんとあるチャンバーが付いた車体なら結果は違うのでしょうが2サイクルスクーターのノーマルマフラーのように膨張室に当たる部分が見受けられない排気管の場合にはポートは広げてはいけないと考えていいのでしょう。
結果として新気(混合気)が薄くなり焼きつくという現象が起こるのだと思われます。
でリード90の腰上をOH修理する際に使用した純正部品の数々です、単純な構造の2サイクルのエンジンのしかも腰上のみでも完全整備するとなるとコレだけの部品が必要になります。
で、コンロッドにピストンつけて新品シリンダーをつけて
無事にエンジンは組みあがりすでに問題なく始動しています、現在はバッテリーの充電中、充電終わったら丁寧に入念に試乗してチェックして問題なければオーナーさまの下に戻ることとなります。
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